【山行日記】#1 夏の赤岳でのんびりソロテント泊

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山と人生

はじめに

こんにちは!

このブログではメインはエンジニアとしての技術備忘録、アウトプットの場として発信していきますが、趣味のアウトドアについても自分が経験したことを記録していこうと思っています。

今回からシリーズ【山日記】として僕の登山記録を発信していきます!

今回の山行概要

今回の山行目的地は、2022年8月に登った山梨県と長野県の県境にそびえ立つ八ヶ岳連峰主峰の赤岳

ルートは下記のようなルートでした。

1日目:晴れ時々曇り(山頂は曇り時々晴れ)

やまのこ村⇨ 北沢ルート ⇨ 赤岳鉱泉 ⇨ 行者小屋 ⇨ 休憩(テント設営) ⇨ 地蔵尾根 ⇨ 赤岳山頂 ⇨ 文三郎尾根 ⇨ 行者小屋

 

2日目:晴れ時々曇り

業者小屋 ⇨ 南沢ルート やまのこ村

今回は1日目で全ての上り工程を持ってくる日程で組みました。

おかげで2日目はのんびり緑を楽しみながらの下山でした。

山行の詳細なルート、タイムなどはYAMAP活動日記からご覧ください。

山行の詳細

やまのこ村

今回の出発地をやまのこ村という山荘にしました。

駐車場は予約なしで一泊1000円(少々お高め…)

ネットから予約ができる上に割引券まであるようです。

こちらのページをご覧ください。

やまのこ村までの道中は登山者優先ですが、車もギリギリ通れる私道になっています。

しかし、道の状態はかなり悪く、一台分の幅しかないためかなり注意して運転する必要があります。

道は常にこんな感じ↓

四駆は必須ですし、セダンタイプや軽自動車はバンパーを擦るので要注意です…!

駐車場の状態は繁忙期ではなかったこともあり、運よく朝7時半着で数台の空きがありました。

繁忙期は予約必須。

朝7時でも満車のこともあるので満車の場合は赤岳山荘の駐車場も交渉してみるか、悪路を引き返すしかなくなるため注意してください!

やまのこ村のトイレはチップ制のため、小銭は多めに用意していきましょう。

・やまのこ村までの道はかなり悪路のため注意!

・駐車場は繁忙期には早朝7時ごろでも満車。要予約!

・予約の際は割引クーポンで駐車料金が500円引き!

・山荘のトイレはチップ制のため準備を!

北沢ルート

やまのこ村から出発ししたのが午前8時ごろ。

美濃戸山荘を左手に見ながら早速北沢ルートと南沢ルートの分岐点に到着です。

↑の看板の右手に登山道の入り口の看板があります。

そこが南沢ルート入り口です。

一方で北沢ルートは、駐車場から登ってきたコンクリートの道をひたすら歩いていきます。

北沢ルートの約5分の1は車が通れる舗装された道になっているので迷うことはないでしょう。

舗装された林道沿いに歩いて行くと、小さい沢を渡る橋が見えてきます。

ここからが本格的な山道になります。

 

この日は天気にも恵まれ快晴。

北沢は緑豊かな水々しい風景が広がっていました。

山道も歩きやすく、ルートを探していけば迷うことはありません。

赤岳鉱泉方面から流れる沢の川底は赤い!

酸化鉄でしょうか。

この赤さが「赤岳」の由来になったようです。

川の水はかなり澄んでおり、周囲の緑と川の赤が良いコントラストになっていました◎

しばらく緑豊かな風景と川のせせらぎを楽しんでいると赤岳鉱泉小屋が見えてきました。

後ろからの写真ですが、こうみると斜面に沿ってうまく建てられていますね。

無事、北沢ルートを歩ききり、赤岳鉱泉小屋で一休み。

看板にはビール、カレーの文字…。

1日目の先は長いため、後ろ髪を引かれながらも先を急ぐことに…呑みたかった、食べたかった。

赤岳鉱泉 ⇨ 行者小屋

赤岳鉱泉小屋を出発し、しばらくはなだらかな傾斜が続く道でした。

途中からは巷で有名なマムート階段。

斜度は結構キツく、一泊の荷物の重みが脚にきました。

マムート階段をパシャリ

マムートさんありがとうございます、この階段なかったら地獄坂でした。

マムート階段を登り切ると赤岳と阿弥陀岳を一緒に眺められる眺望台にきました。

雲が少し出て来たけど、最高の景色。

その後は緩やかな道を下っていくと行者小屋に着きます。

地蔵尾根

赤岳登山の中でも比較的危険と言われている地蔵尾根から赤岳山頂を目指します。

斜度が大きく、崩れた後なのか山道は山肌が露出しているためかなり歩きにくかったです。

地蔵ノ頭付近は急斜面と鎖場の連続。

ソロ山行だったこともあり写真を撮る余裕はありませんでしたが、要注意の登山道です。

地蔵尾根はヘルメットが必要です。

雲の中に入ってしまい視界不良の中、無事に地蔵ノ頭に到着。

体感気温は一桁台で、防寒具が8月でも防寒具は必要です。

赤岳山頂

地蔵ノ頭を出発し、赤岳展望荘を通過するとがれ場の急斜面が続きます。

細かい礫岩に足音られ滑っている方が結構多かったです。

ここでも安全のためヘルメット要着用です!

急斜面を登り切ると赤岳頂上山荘が見えてきます。

頂上山荘で遅めの昼食を…カップラーメン最高!!!

 

お腹と気力を満たしてついに赤岳山頂!

山頂では天気が見方してくれて、青空を拝むことができました。

文三郎尾根

文三郎尾根は下るのみ。

大体の登山者は文三郎尾根を上りで使うようでした。

この尾根も急斜面が続き、岩場と鎖場が続くためヘルメットが必要です。

道に迷うことはなく、景色も綺麗だったため特に書くことはありません。

とにかく景色が綺麗。

行者小屋

地蔵尾根に向かう前にテント設営を行い、荷物を軽くしていきました。

行者小屋のテント一泊2000円と良心的。

また宿泊者のトイレチップは不要という神コスパ!!

水場もトイレも綺麗で、テント場も広い。

かなり高評価の山小屋でした。

素朴な晩ごはんをパシャリ。

ソロ山行だとご飯にあまりこだわりを持たなくなるのをなんとかしたい…。

・行者小屋のテント場は予約不要

・宿泊者はトイレチップ不要

・一泊2000円と良心的

南沢ルート

2日目、テント撤収後に早朝から南沢ルートに向かう。

最初は枯れ沢で礫岩だらけの道が続き、山道フラグがわかりにくいので要注意。

その後はしっとりとした南アルプスのような苔むした山道が続き、無事下山しました。

おわりに

山行日記#1ということで2022年8月に訪れた八ヶ岳の赤岳について日記にしました。

途中、地蔵尾根では雲の中の鎖場となり少々怖気付いた部分もありましたが、無事に登頂、下山できてよかったです◎

一泊させてもらった行者小屋はとにかくコスパと清潔面で満点だったので、赤岳登頂時には是非ご活用ください。

八ヶ岳はまだまだたくさんの山があるのでまたいきたいな〜

それでは次の山行日記をお楽しみに〜

ご質問やご意見はこちらに!

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