今回の山行概要
今回の山行目的地は秩父地方の霊山両神山。
2022年の7月に行きました。
際立つほどの高山ではないですが、その尾根はゴツゴツとした岩峰で、鎖場が続きます。
今回は日帰りのソロピストンで臨みました。
山行工程
日向大谷 ⇨ 薄川 ⇨清滝小屋 ⇨ 両神山 ⇨ 清滝小屋 ⇨ 薄川 ⇨ 日向大谷(往復約10km、上り1333m、下り1407m)
工程のタイムなどの詳細はYAMAPの活動日記をご覧ください。
山行の詳細
集人周辺駐車場
当日は祝日でしたが、朝8時ごろの集人周辺の駐車場は空きが結構ありました。
ただ登山口の日向大谷登山口までに3つほど駐車場があり、登山道に最も近い両神小屋周辺の駐車場は満車でした。
駐車場はいづれも無料です。
駐車場までの道のりは民家が並ぶ細い一般道を越えると山道に入るのですが、そこそこ荒れています。
ただ公道で整備はされているようなので、特に問題なく到着できると思います。
・登山口周辺の駐車場は無料
・駐車場近くにトイレあり
・両神小屋に登山届けボックスがあるので登山届けを出しましょう!
さて久々の登山の開始です。
日向大谷 ⇨ 七滝沢・薄川分岐
日向大谷から七滝沢・薄川分岐までの道のりは沢沿いを歩く形です。
しかし、山腹を切り開いた登山道で左手は沢への急傾斜になっており、登山道もかなり細いので要注意です。
過去に滑落事故が何件も起きているため用心しましょう。
朝方に行くと他の登山者と入れ違うことはありませんが、稀に入れ違うと気は広い場所を見つけて慎重にすれ違うようにしてください。
僕はすれ違いで結構怖い思いをしました。
写真がなく伝わりづらいですが、両神山の危険箇所です。(登山開始いきなりですが…笑)
また、七滝沢は2022年7月当時時点で、台風による登山道の崩落が原因で立ち入り禁止になっています。
分岐点で立ち入り禁止の黄色いロープが貼られていたと思うので、わかりやすいと思います。
台風以前は周回ルートとして人気がありましたが、復旧するまでは我慢しましょう…!
薄川コース
薄川コースはひたすらに沢沿いを歩くコースです。
写真のように橋がかかっている場合もありますが、沢を直接横切ることをもあるためスリップに注意しましょう。
特に参考時の天気は晴れでも、前日まで雨が降っていたなどで増水していることもあるので要注意です。
当日だけでなく、前日までの天気も気にして計画を立てましょう。
ひたすらに沢沿いを歩いていくと両神山の唯一の水場に到着です。
(清滝小屋にも水道はありますが飲料用ではないです)
昔からの井戸らしく、水はかなり綺麗で美味でした。
この辺り井戸からの水が垂れ流しになっているので、下り工程の際はスリップに注意です。
・沢を直接横切るルートがあるため前日までの天気も気にしましょう!
・沢を横切るときも含めてスリップに注意!
・唯一の水場があります!(飲料可)
清滝小屋 ⇨ 両神山
清滝小屋
清滝小屋はちょっと前まで山小屋として運営されていたようで、造りも立派でした。
しかし現在は無人の避難小屋になっているようです。
水道はありますが、飲料は不可。
トイレもあります。
また小屋敷地内での火気厳禁です。(湯沸かしのバーナー利用を除く)
いろんな方の山行日記を見ていると清滝小屋での宿泊も可能のようです。
今度は泊まりで行ってみようかな…!
清滝小屋 ⇨ 両神山尾根
さて、両神山登山の難所はここから。
まずは清滝小屋を出発した後すぐ尾根まで一気に駆け上がる急斜面。
ここは上りも下りも体力的に一番キツかったです。
両神山尾根 ⇨ 両神山山頂
両神山の尾根に出るとここからは鎖場続き。
岩盤はしっかりしていて落石の危険性は低いですがヘルメットは被りましょう。
下写真の感じの鎖場、岩場が続きます。
この鎖場は比較的優しく、他に岩場表面が濡れていて、また長年歩き抜かれたため表面が滑る箇所が多々あります。
これらの岩場難所を過ぎるといよいよ山頂です。
山頂からの眺めは曇天のためイマイチ。
ただ登り切った達成感は半端ない!
山頂でのご飯。
今回は尾西アルファ米の五目ごはん。
いつも混ぜが足りなくて濃い味が下に溜まってしまう。
良い解決策あれば教えてください。
・鎖場はヘルメット推奨
・岩場表面はかなり滑るので要注意
・7月でも山頂気温は体感10℃程度
まとめ
久しぶりのソロ登山で、結構体力を持ってかれた山行でした。
前日まで少し雨が降っていたこともあり、沢の流れも気持ち早く注意が必要でした。
そこまで高山ではないですが、日帰り登山にしては比較的ハードな山かなと思います。
両神山の登山の際は参考にしていただければと!
登山後の温泉は最高、秩父名物わらじカツ丼は美味でした。
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